サルまん、ゲットだぜ!

 というわけで、記念に吉四六とんち番長 を描いてみる。

 それにしてもジュンク堂のサイン会行きたかったなあ。残念。
 あとえーと、過去の日記*1で「3セット買う」とか言ってましたが、諸般の事情(主に現在の財布)により1セットですが、読みつぶしたらまた買う“西村知美方式”で行こうと思います。


 さて、細かいとこ見るとマンガ内の新聞に「即位の礼」とか書いてあって、ああ、昭和だったんだっけなあとか思ってしまいました。 でも、そりゃまあ時代の流れで“笑介”とか“ビーバップ・ハイスクール”とか“ダンス甲子園”とか古いところもありますけどそれは細かい部分であって、大筋で今読んでもまったく問題ないというのがすごい。 くどいようだがクリエイターは必読。
 そして愛蔵版付録のテーマが「萌え」そして「ラノベ」なわけですが、「面白すぎる作品はいたずらに人心を不安におとしいれる」という奴ですか、笑いつぶれて酸欠になりそうでした。 ていうか竹熊先生・相原先生、多分というかほぼ間違いなく「萌え」が嫌いなんじゃないでしょうか(正確には「萌えとやらにチャチャッと安易な設定とかストーリー乗っけて一丁あがりでOKとする風潮」)。 特に相原先生の絵には、オチとしての描写という範疇に収まりきれない何かグツグツ煮え滾る禍々しいものを感じます。



 いやー、なんにせよ久々にサルまんが読めて満足。 ノドの中央が手垢で灰汁色になるまで読みつぶす気がします・・・それって「不条理日記」以来だなあ。

*1:id:irose:20051116