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http://www.asahi.com/international/update/0628/015.html
サマワ市民の85%が自衛隊駐留賛成 朝日新聞世論調査
朝日新聞バグダッド支局は、自衛隊が駐留するサマワ市を中心にしたムサンナ州で、地元紙アルサマワと共同で世論調査をした。
19〜22日の4日間、サマワなど3市で戸別訪問による面接方式で調べた。有効回答数は1189。
- 自衛隊駐留について「大いに賛成」は64%、「おおむね賛成」は21%。一方、否定的意見は「おおむね反対」8%、「全く反対」5%だった。
- 自衛隊は3月から、給水や医療支援などの人道支援活動を本格化している。こうした活動が住民の利益になるかという質問に、53%が「大いに利益になる」と回答。「ある程度利益になる」を加えると、85%が歓迎している。
- しかし、実際に活動を見たことがあるかどうかを問うと、「頻繁に見ている」15%、「時々見ている」17%で合わせても3分の1どまり。
- 逆に「全然見ていない」が47%、「ほとんど見ていない」も21%あった。
- あまり活動を目にしていないのに好感度が高い理由として、イラクでは一般に、日本の高い工業技術力や平和主義が良いイメージを持たれていることが影響しているとも考えられる。
調査エリアについての表示が後にあるけど、「活動を見た人」については別に、少なくて当り前ではないかという気がする。 横浜住人でも「みなとみらいの工事を見た人」とかアンケートとると少なくなるわけで(ちょっと例が古いな・・・)。
〈調査方法〉
調査を行ったのは、
- ムサンナ州の州都サマワの市内20地区、
- 郊外10村▽
- 同州北部ルメイサ市の10地区▽
- 同南部アルホダル市の10地区。
住宅表示が偶数の家を調査員が訪問した。
イラクで選挙権がある18歳以上を対象に、家族の中で誕生日が調査日に最も近い人を選んだ。
有効回答者の性別は男性486、女性703。
年齢別では、
- 18〜29歳484▽
- 30〜39歳364▽
- 40〜49歳174▽
- 50〜59歳116▽
- 60歳以上51。
地域別では、
- サマワ市内479、
- 郊外239▽
- ルメイサ231▽
- アルホダル240。
(06/28 18:22)
何が驚いたって、朝日がこういう“検証に耐えうる調査データ”を出してきたことが驚いた(笑)。 地元紙アルサマワと共同で世論調査、というのが大きいのかな、恣意的な選択肢の少ない調査ですね。
追って、「はてなでテーブルタグを使ってみるテスト」を兼ねて、データを整理解析する予定。