情報リテラシーというやつ。

社会派くんがゆく!Returns http://www.shakaihakun.com/data/
緊急号外 社会派くん的『華氏911』観戦期 http://www.shakaihakun.com/data/extra.html
より抜粋

  • 実際、この世は様々な情報が錯綜して、ネットもメディアもそこらじゅうに他人を操ろうとする意図が溢れかえっている。そこで「善の情報操作は良くて悪の情報操作は悪い」なんて学級委員長みたいなコトは言うなよな。いまを生きる我々は、とりあえず全ての情報操作について誰かに指摘される前に、ちゃんと敏感に気づいて自分で考えて、それが情報操作であることを分かった上で操られてやれよ。
  • そう、人間は自分の耳に入れる悪口の容量がある一定以上になると、本能的にブレーカーがかかる生き物なのだ。これから、他者の悪口を言おうとする人は覚えておいた方がいいと思うが、悪口を言う相手を全否定してしまうというのは、極めてヘタな方法なのである。例え、それが事実であろうとなかろうと、全否定は、その情報を聞く方に、やや、それを疑ってかかろうという防御の姿勢をとらせてしまうのである。そして、ある人物をまるごと全否定してしまおうとする、その否定者の方の人格の方に、逆にかなりの疑いの目を向けてしまうものなのである。だから、人を褒める最高のテクニックは、その人を徹底して、オーバーなまでに全否定することだ、とさえ言われている。

 関係あるような無いような話。
 情報を使いこなすといっても情報ってのは多かれ少なかれ間違いが混ざるんですよね。
 で、情報化って、世の中では主にコンピュータつまりデジタル関連で語られることが多いんで、往々にして「真偽」(true or false)という、2択で語られてしまう場合が多いんだけど、それはきわめて単純化・切り分け・模式化(モデル)したものであって。
 実情の、人間が人間として扱う情報(現実的なタネ)からすると、統計の“確からしさ”というアナログで考えた方がしっくりくることが多いですね。
 つまり「確度」というものを考えるといい(それこそ0%−100%で数値化して。自分流計算でいいので)。

  • (モデル) → (現実)
  • この情報は正しい → この情報は確度が高い
  • この情報は正しくない → この情報は確度が低い

 どの確度の情報ならどう扱うかというテクニックが、情報を利用するコツ。
 そして、その確度をどう導いたか、というプロセスが、情報リテラシーの礎。
 以上、メモ書き止まり。m(_ _)m

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