「指紋押捺問題」とは何なのか/何“だった”のか
パスポート:指紋、虹彩使い認証実験 政府が来年1月から
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040823k0000m010117000c.html
- 政府は、国民の旅券(パスポート)に顔写真や指紋、虹彩(瞳の模様)を記録して個人認証に活用する実験を来年1月から始める方針を固めた。 ・・・ まず政府職員を対象に実験し、実効性を確認することにした。
- ・・・
- 指紋、虹彩は顔写真に比べ個人を識別できる精度がきわめて高いが、政府による指紋採取への抵抗感も強く、認証方法に加えるかどうかは実験結果や国内世論、外国の動向などを見極めながら判断することになる。
- また、読み取り機器が悪用されると、かばんやポケットに入れた旅券のICチップから個人情報が盗み取られる危険性もある。このため、実用化の際は暗号化などの防御策も課題になる。
- 【田所柳子】毎日新聞 2004年8月23日 3時00分
たぶんこのニュース、将来的に、関連する話題に「攻撃的な論調」が多発して「賛否両論」になるネタだと思います。 で、その際ほぼ間違いなく「マスコミで語られない部分」が出てくる(私はこの現象を「消えるニュース」と呼んでいるわけですが)。*1
我田引水ですが過去の私のテクスト「同朋は「道具」なのか -北朝鮮工作員によるなりすまし事件- 」*2で引用したニュースを紹介*3:
「万景峰」船長通じスパイ活動判明(筆注:2003年のニュースです)
まあつまり、どうやって「なりすまし/なりすまされ」を回避するか、なんですけどね。
これに、外国人参政権問題をプラスして考察すると、ある程度の方向性がみえてくるかなあ、と。