「わかった」だけで書くことは、通常ありえない

 「聞く」、つまり情報を受け取る場合、一般に情報を発信する人が存在します。
 この場合おもに「○○の調べで分かった」という表現で表されます。

 対して「見る」、つまり取材なり調査なりを行った場合は、このような表現になります。

 ところがこの記事は、出来事がただ「分かった」だけで、どういうプロセスでこの出来事が報道に載るに至ったかが、全く分からないという、奇妙な「ニュース」なのです。