では

 後者の場合はどうか。
 つまりVAWWの取材責任者とNHK(の番組制作会社・NHKエンタープライズ21)の現場責任者の間で、「誓約書」以外のやり取りをした、ということである。 現実に即しているのはこちらであろう、なぜなら、「VAWW側が想定していた内容(「天皇有罪」までを流す)と異なるから裁判だ」というのはつまり、VAWW側が想定していた通りに放送されるはずだった、ということだから。
 これはもっと問題がある。 なぜなら、VAWW側が想定する内容というのは「政治思想」なのであって*1、それをそのまま流すのはプロパガンダになってしまうからだ。

*1:だから「賛同する/しない」という概念が存在する。まあ、賛同しないと取材できないんだけど