「マスコミの取材と報道は捜査にとって有害無益です」(井内顕策部長)

irose2005-01-28

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050128-00000086-kyodo-pol
特捜部長が報道批判文書 法相「穏当に欠ける」

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  • この中で井内特捜部長は「マスコミの取材と報道は捜査にとって有害無益」「世の中でマスコミほどいいかげんで無責任な組織はない」などとしている。

共同通信) - 1月28日11時42分更新

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 全文はここで読めます、ただし書面をスキャンしたもの、つまり画像です。
http://www.rondan.co.jp/html/kisha/0501/050127-sub.html
テキストはgoriさんとこ(Irregular Expression)でおこしてあります。
 ぜひ原典に自分で当たって全文読みましょう。メディアリテラシーの基本。
 なんというか、共同通信の記事だけを読むと、単に悪態ついてるだけのように読めますけど、全文を読むと、「マスコミが捜査のブレーキ・実害になってる、マスコミの挙動のせいで、解決する事件も解決しなくなる実例がある」という趣旨であることがわかると思います。

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  • その上、マスコミは、無責任に捜査をあおるだけあおっておいて、結果があおった通りにならないと、一転して手の平を返すごとく捜査を揶揄したり皮肉ったりするのが常套手段です。
  • しかも間違ったあるいは捜査妨害の報道や取材をしても、謝罪するどころか、論理をすり替えて他に責任を転嫁するのが彼らのこれ又常套手段です。この世の中で、マスコミほどいい加減で無責任な組織はないというのが、私が特捜検事を長くしてきた経験に基づく実感です。
  • そして、そのような取材や報道をする記者達の動機は、社会正義の実現などという崇高なものでは決してありません。自分がマスコミの社内で高く評価されるための功名心、あるいはそれと裏腹の自分が低く評価されて左遷などされないための自己保身以外の何物でもないのです。
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  • そのような意味で、マスコミは、やくざ者より始末に終えない悪辣な存在です。少なくともやくざ者は、自分たちが社会から嫌われ、また社会にとって有害な存在であることを自覚し、自認しています。ところが、マスコミは表面的には社会正義の実現などというきれい事を標榜しながら、実際はそのような卑しい薄汚い動機に基づいて捜査を妨害し、社会正義の実現を妨げ、犯罪支援を行っているのです。厚顔無恥も甚だしいものがあります。まさに百年河清をまつ思いです。
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  • ・・・マスコミに気づかれずに強制捜査に着手できれば、その捜査はほとんど成功したと言っても過言ではありません。
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(画像は「H!(えっち)」矢凪まさし