遺伝子のクロスオーバー(クロッシングオーバー(乗り換え・相同組換え))

 遺伝子が減数分裂つまり「2n→n」の分裂を起こすとき(要するに精子卵子を作るとき)、対の中で遺伝子の一部が交換されることがある。
 比率は完全なランダム。 つまり全体で見るとかなりいっぱい起きている。

対立遺伝子のクロスオーバー

  • 父からの配偶子 → ■■■■■■ → ■■■■●● → (次世代への配偶子になる)
  • 母からの配偶子 → ●●●●●● → ●●●●■■ → (次世代への配偶子になる)

 これによって多様性が生まれ、種として「強く」なるという理屈。 ノーベル賞利根川進氏の研究はこれがベース(たしかw)。
 ただし例外的にこれが行われない場合がある。 それは対立遺伝子がない場合、つまり、XY遺伝子の組み合わせの時である。 XXの場合は行われる。 これについては、たしか「血友病になりやすい王族」の例が、生物の教科書に載っていたような・・