ドラマ「喰いタン」

 ・・・が明日最終回ですが。
喰いタン(1) (イブニングKC) 喰いタン(2) (イブニングKC) 喰いタン(3) (イブニングKC) 喰いタン(4) (イブニングKC) 喰いタン(5) (イブニングKC) 

 舞台が横浜ってことで個人的には馴染みの風景が色々と出てきたのは興味あったんですが、原作と同じなのは主役が高野聖也という名の探偵でそのアシスタントが出水京子そして「殺人現場の寿司を食う」1話があるというだけで、緒方警部がなんで性転換してるんだとか、五十嵐がやたらキャラ立ってるとか(まあこれは演出として悪くなかったけど)、野田涼介・金田一って誰だよそれって感じで、ストーリーも、事件がオリジナルなのはいいとして超人的食いしん坊が周囲に迷惑をかけつつも事件を解決する話のはずがヒューマン食育ドラマになっちゃってて、「マイ箸」を宙高く構えて「シャキーン!」とやるのはまあ面白いからいいんだけど(原作にも逆輸入されてたし)、ギャグも中途半端だし食べる量もこれ料理をロケ弁の代わりにしちゃえば済むんじゃない?という程度でダイナミックさに欠けるし(フードファイト位の量感は欲しかった)、よく講談社もOK出したなあ、寺沢大介は開き直ってたみたいだけど編集のポチテリ君はどう思ってるんだろう、最終回予告編CMで緒方警部(桃ちゃん)が「辞表を出します」というシーンがあるけどむしろドラマ化の最高責任者が辞表を出せと心の中でツッコみたくもなるってもんさ、って感じなんですが、原作からドラマ化する上でのあまりに酷いいじりっぷりに原作者が怒って放映クール内にオープニング表示が「原作:高橋しん」から「原案高橋しん」に変わった『いいひと。』よりはマシだったのかなあ。 

喰いタン − Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%B0%E3%81%84%E3%82%BF%E3%83%B3

  • ・・・ドラマ化作品には珍しい事ではないが、当作も例に漏れず主人公をめぐる人間関係などに関して原作漫画とドラマでは完全に別の作品と言って差し支えない
  • ・・・

 差し支えないっつーか・・オリジナルキャラが過半数占めててしかもオリキャラがほとんど話すすめてるじゃないですか・・・



(追記)
キーワード辿ってみてわかったけど、あの野田涼介って役をやってた清水圭、誰だろうと思ってたらV6の森田剛だったのね。 何で大量にオリキャラを足してしかもオリキャラを軸に話を進めていたのかそれでわかりました。 Jタレをおミソ化させないためですね。