コミケでポン

 まあ普段から「オタク相手の商売やるならコミケに1回くらい行っとけ」なんて事を言ってるわけですが。 そんなわけでKさんと行ってきました。
 
 行ったのはお互いのスケジュールの関係もあって、2日目。 Kさんはコミケ初体験で「そもそもコミケどこを見ればいいのかもわからない」という初心者でして、いきなりJUNEの日ってのもナンなんですが、まあ男性向け創作の歪んだ空気に飛び込むことを考えれば案内人としては安全だったのかもしれませんな。
 Kさん「ラブひなとかいいかも」なんて言ってたんですが、日にちが違うようで、残念、とりあえず適当に回ってみることにしました。 そういえば以前コミケに行った時に「ラブさざ」なる同人誌をゲットしたんですがどこかに捨てちゃったかなあ、内容はラブひなの絵柄とムードで登場人物がサザエさんなだけなんですけどね。 主人公はマスオ。
 
 途中「プロレスのジャンルっていうのはあるの?」「競馬は?」と言った話も出たりして、まあ神奈中バス本とかブタマン本とかAS400本とか、基本的にモロ描き以外は何でもあると思うんですが「探せば何でもありますよ」とサラッいうのも無責任な感じがして、「うーん、印刷物作ってやる2ちゃんねるみたいなもんですかねぇ」と言ってみたら一発で納得してもらえた様子。 言った後で、我ながらいい説明かもとか思ってみたり。
 でも、コミケのほうが昔からあるのに2ちゃんのほうがメジャーなんですね。 不思議な気分。
 
 売ってる本とか買う人の熱気とかもさる事ながら、サークルの配置とか最後尾のプラカード持ちシステムとかコスプレ広場の撮影風景とか、「知らなかった世界」を堪能してもらえたようで、なんとか案内人としての義務は果たせたかな、というところ。
 帰りの交通機関待ちまで堪能してしまったのはいやはやなんとも。