ナースでメイドでパンツ丸出し

サライ」(柴田昌弘)第12巻。
 本当、この人の作品はサービスシーンとかギャグとか混ぜ込んでもシリアス感が全体を支配するんだよなー(笑)
 「HARVEST」・・・“オルソの福音”の話が、とりあえず決着(?)。
 柴田昌弘作品は、短編より長編が面白いですね。 基本的に3から10話位が一つの章になっていて、1つの章で話が完結して読めるんだけど、全体で見るとそれぞれの章が絶妙につながっていて、骨太な設定になっている。 でも基本的にアクションとサスペンスなので、それほど肩もこらない。 面白いです、さすが大御所。
 で、ちょっとウルウルしちゃいました。“福音”を受け入れることと、メイド協会の一員であることのジレンマ。
 諦念というか「誰のせいとも言えない運命をそのまま受け入れる」みたいなのに弱いみたいです、自分。