・・・「制服としてスーツを支給」?

http://www.sankei.co.jp/news/050124/sha035.htm
大阪市国税局調査 ヤミ年金やスーツ支給 課税の可否検討へ

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  • 大阪市の4つの互助組合がつくった任意団体の「大阪市職員互助組合連合会」は、契約した生命保険会社を通じ、市条例に根拠のない年金などを職員OBに支給。2003年度の場合、市は保険料約38億円のうち約26億5000万円を負担。これまで支出した公費は11年間で約304億円に上る。
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  • 市が係長級以下の職員約2万3000人に「制服」として1着3万−3万5000円のイージーオーダースーツなどを支給、03年度には総額約3億5000万円を負担していた問題でも、職員が個人的な目的で着用していれば源泉徴収の対象となる給与所得とみなすことができるため、国税局は実態把握を進める方針だ。
  • (共同)

同じ記事を読売も。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050124i204.htm
大阪市のスーツ支給や年金一部負担、国税局が税務調査

  • スーツは、係長以下の約2万3000人に2―3年に1着ずつ支給。単価は男性用が3万2000―3万5000円、女性用が3万円で、昨年度の費用は約3億4500万円にのぼったが、市は「制服なので課税されない」とし、源泉徴収の対象外としてきた。
  • しかし、同国税局は「実際には私服として使われ、代金分が職員の所得にあたる可能性もある」とみて、詳しく調べることにした。所得と判断された場合に納付するべき税額は年数千万円とみられる。

 「ヤミ年金」も問題だけど、気になるのは「スーツ」。
 スーツを「制服」扱いで会社から支給してくれれば全国のサラリーマンの皆さん非常にうれしいことでしょうなあ。
 つーか、ありえない。
 それより気になるのは、支給される側じゃなくて、仕入れる側。「年に1万着以上、スーツのオーダーが入る」というのは正直、異常な状態だと思う。
 今、手元の各種カタログを見ているのだけれど。
 セシールで紳士スーツは約1万。
 ジョアでOL向け制服がジャケット・スカート・ブラウス合計で約4万、ただし40%割引があるのでワンセット2万5千くらい(このカタログを配布していた店舗のサービス・定価5万円以上から)。
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 これ、「スーツ屋利権」のようなものがありませんか?
 もっとハッキリ言うと、そのスーツ Made in どこ ?


 場合によってはシャレにならないような気がする。北じゃないだろうな。
 続報に注目したい。

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