試算の紹介

 えーと、例によってコメント欄が濃ゆい Irregular Expression ですが、そこ(コメント)に「年金をすべて消費税で賄うには何%必要か」という試算がありましたので、勝手に読みやすく(&公職選挙法からみてなるべくセーフティになるように)して紹介させていただきます。*1

 2004年度の時点で65歳以上の国民は…約2488万人となります。

 一人月額7万円だと、約1.7兆円となります。
 これが12ヶ月ですと…年間約20.4兆円です


 消費税1%で2.5兆円なので3%ならば7.5兆円ですね。

 あれ、これでは足りませんね。 消費税5%全部+3%でも足りません。
 計算上消費税9%ほどで賄えそうです。


 さらに国民だけではなく在日外国人にも賄うとすると…01年の65歳以上の在日外国人は約180万人です。

 彼らにも払う場合は年間約1.5兆円となります。
 となれば、消費税は現状+9%(つまりトータル14%)になるという事で結論が出ます。


 これはあくまで現在時点の話となり、高齢化現象が進む事、外国人高齢者が転入してくる事は考慮されていません。
 ともかく、3%程度の消費税増税では永続的な月額7万円の年金配布が不可能である事は、検証結果から考えると明らかではないでしょうか。

 この検証で使っているリンクは、そもそも年金を計算するために調査したものではないので、数値については意図的な操作はされていない、それなりに信用してよいと考えてよいでしょう。 ここでは14%と試算してますが、切りの良さとか丸め誤差とかで実際には15%ってとこですか。
 消費税8%と15%の差はでかいよなあ。。