竹熊先生が本気だー!

 大学の研究室時代の同期に「最高にトリップできるビジュアルドラッグ(もちろん合法)を作ってみた」と言われ、PCを覗き込む。 紫と黄色、あるいは緑と赤といった補色でつくられた曼荼羅のようなイメージが目まぐるしく変化し、ギーガーの「エイリアン」にあるような内臓的なイメージと、仏像とか能面とかギリシャ神話の神様みたいなのとかの顔いろいろをオーバーラップさせ、全体に魚眼レンズエフェクトを焦点距離∞−数センチの間で緩く脈打たせたような感じ。 疲れていたこともあってか頭がグワングワンとしてきて、椅子の背もたれに全体重を預けたら研究室の天井の蛍光灯がぐわーっと斜め下に流れていったところでベッドから落ちて目が覚めた。
 16日の日記 id:irose:20051116 で紹介したサルまん復活の話、
>「萌えマンガの描き方ってのはどうすか? 今、萌えが大流行なんですよ! もうバカ受けすよ!」ってのは「とりあえず言ってみただけ」だと思うし、
というのは認識が甘かったようで、昨日、たけくまメモの最新エントリーを寝る前に見たのですが、

【猿漫】可愛い女の子が描けません
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/11/post_fe76.html

  • 描いているうちは結構萌えてたんですが、いざ仕上がってから見直すと、あまり可愛くないような気がしてきました。どうやったら今風の絵になるのか見当もつきません。
  • そこで、とりあえずツインテールでメガネでメイドにしてみました。

ってことで竹熊氏の描かれた絵を見るにつけ、竹熊氏が本気で「萌え」に取り組むつもりだということが伝わってきました。 先生、誤解していてすいません。


 つまりこの「いや、本当に月と冥王星からが強いです!!!(コメント欄より)」な絵から、イマーい「萌え」にする方法論が確立できれば『サルでもかける』「萌え」、ということになるわけですね。 いや確かにそんな方法論が明文化できればすごいっすよ。 つーかそもそも、この絵をベースに「萌え」に仕立てるとどうなるのか、どなたかチャレンジしてもらいたいもんですがどうでしょう食欲の秋真っ只中な姐さん。