常任理事国入りに前向き

 重要な出来事。

第59回国連総会における小泉総理大臣一般討論演説
新しい時代に向けた新しい国連(「国連新時代」)(仮訳)
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2004/09/21speech.html

 これについては、ニュースはすぐに検索できると思うので、ここではあえて引用しません。 マスコミの記事を読むと「胸を張った」とか「狙いがあるようだ」とかがデフォルトで入っちゃてるんで、ここでは原文にリンクを張っておきます。 原文に当たれるときは、原文を読むようにしましょう。 メディアリテラシーを育てるの基本姿勢です。 
 この演説はいろいろと、親米・嫌米・親中・嫌中・自衛隊派遣派・撤退派・改憲派護憲派、あるいはズバリアメリカ・中国、イラクあたりまで巻き込んだ「駆け引き」的波紋を投げかける内容ですよ(まあ、メイン舞台は日本ですが)。「これを機に、○○へのムーブメントを生み出そう」みたいな。 これをタネに、自分なりに「ディベートのシナリオ」を考えてみる練習をしてみてはどうでしょう。 

くじら食おうぜクジラ。

 こんなことがあってから吉野家で牛丼とか復活したとしても、ねえ。

20カ月以下を暫定容認 米、牛肉輸入再開で譲歩案
http://www.kahoku.co.jp/news/2004/09/2004092001004382.htm

  • ただ、牛の月齢の確認方法などをめぐって対立が残っており、日本は現段階では米側の提案に難色を示している。首脳会談では解禁条件について踏み込んだ言及はない見通しだ。

 若い牛だと検査できない、というのがその理由なのだけど、輸出用にツブす牛ってのは20カ月以下がほとんど。 つまり、事実上試験しないみたいなもん。
 あと、日本でBSEが出て、アメリカは和牛の輸入を(まだ)禁止しているはずなんだけど、しかし日本の検査は全頭検査。 だから「全頭検査を強要するのは非科学的」というのと「全頭検査しても輸入禁止」というのは、どちらかがおかしいんですよね。
電脳遊星D経由:

■米 牛肉輸入問題を例えてみる
http://planet-d.hp.infoseek.co.jp/cache2ch/2004/0921.html
191 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:04/09/21 00:26:30 id:RZHd56Qn
狂牛病】20カ月以下を暫定容認 米、牛肉輸入再開で譲歩案
11 名前:名無しさん@5周年 投稿日:04/09/21 00:15:20 qngEiZCE

  1. 「なんにもしないから」
  2. 「先っぽだけだから」←今ここ
  3. 「外に出すから」
  4. 「責任は取るから」
  5. 「オレじゃねえよ」

わははははは、そうそう、そんな感じ。

これだからマスコミってやつは・・

警察より上司が格上かい(怒)

「通行禁止おかしい」と起訴の朝日記者、公判で交通違反認める
http://www.sankei.co.jp/news/040922/sha046.htm

  • 夜間通行禁止の道路を車で走り摘発されたが「禁止はおかしい」と主張、略式起訴に応じず、道交法違反の罪で在宅起訴された朝日新聞東京本社経済部の山田遣人被告(29)の初公判が22日、宮崎地裁(高原知明裁判官)で開かれた。山田被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
  • 山田被告は公判前「この市道を通行禁止にするのはおかしい。裁判で争う」と主張していたというが、被告人質問では「上司から(争うのは)『やめなさい』と言われた」と述べた。

この人、事件当時は宮崎支局で、今は東京本社経済部なんですね。 なんなんだ?

芸術の過大評価・ましてやエロス

 いろんな意味で「面白い記事」なので、全文引用。

薔薇族」が廃刊 同性愛専門誌の草分け的存在
http://www.asahi.com/culture/update/0922/007.html

  • 同性愛専門誌の草分け的存在として、33年間続いてきた月刊誌「薔薇(ばら)族」が今月発売中の382号を最後に廃刊されることが決まった。伊藤文学編集長(72)は「不況で広告収入が激減し、これ以上の経営は困難と判断した」と話している。
  • 薔薇族は71年7月の創刊。「男同士の愛の場所は薔薇の木の下だった」というギリシャ神話から引用した。
  • 純文学関係の本を発行していた東京の出版社が経営母体となり、創刊時は1万部。当初は隔月発行だった。読者には大学教授や法曹関係者などもおり、作家の故寺山修司も寄稿していた。
  • 文通欄が人気だった。家族にも友人にも言えない悩みを取り上げるコーナーには月1000通以上の投稿があった。同性愛への差別やエイズなど社会問題にも取り組んだ。
  • 大手出版会社の流通ルートに乗せ、全国の書店に並ぶようになった80年代後半には毎月、約3万部を発行し、ほとんどを完売した。「タブーへの挑戦」を掲げ、発禁処分も4回あったという。
  • だがここ数年、部数は低迷。現在は約3000。同様の専門誌が次々と刊行されただけでなく、インターネットが普及したことも響いたという。
  • (09/22 15:15)

 感情賛美・芸術賛美ってのは気をつけないとやってる本人が地に足ついてない状態になってしまう。
 ひらたく言うと要はホモなんであって、エロスだの背徳だいや感情に従うことこそ自然だのマイノリティ故の社会的地位が云々だのだからこそ美しいだの、コムズカシイこと言っても。要はホモやおいボーイズラブ。 別にけなすつもりも無いが誉めそやすつもりもないしそんなことしちゃメタ差別だし、第一、オエラ方の性癖のハナシをわざわざ全国紙で取り上げることも無いだろう、何を考えてるんだ朝日新聞(笑)*1

(仮想ニュース)
  「フレッシュプチトマト」が廃刊 ロリータ専門誌の草分け的存在 (朝日新聞

とか

(仮想ニュース)
  「マジキュー」が廃刊 萌え専門誌の草分け的存在 (朝日新聞

とか記事になったら、おかしいでしょうに。*2 どうも日本は、ホモに関してお目こぼし度が高いなあ。 ボーイズラブ本が封なし警告マークなしで本屋に並ぶ異常。 「走れメロス」とか、同性愛として考えた方がしっくりくるのに、「テーマは友情」として小学生の夏休み読書感想文に使われるし。

><

*1:とか書いてたら、読売新聞とかでも記事にしていたらしい。いや、それでもなんだかなあと思うんだが。

*2:個人的には清岡純子は奇才だと思うが、広く評価されることは無いのだろう