はてなダイアリーの機能使って、情報くれくれ君になってみるテスト
ちょっとトラックバックスパムっぽいかも。すいません。
先日ちょっとネットサーフしてて、半ば偶然みつけた記事。
▼「反戦」落書き、二審も有罪=公園便所に損壊罪適用−支援者騒ぎ混乱・東京高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000997-jij-soci
ああ、これって、私が以前HTML時代の日記で取り上げて、そしたら運動やってる人から掲示板に書き込みもらったやつですね。
色瀬的表現 あきちゃんの日記 TEXT-mix より
正義もどき(別ブラウザで開きます)
http://www.h2.dion.ne.jp/~irose/nikkif/seigimodoki.htm
- なにやら似ているようなニュースを2点。
- 高校生ハッカー書類送検 23カ国・地域HPに書き込み
- http://www.asahi.com/tech/asahinews/TKY200306100174.html
- 高校生は昨年11月以降、英、米、カナダ、台湾など23の国と地域の公共機関を含む計140のサイトに侵入し、「stop the war」や自分のハンドルネーム(ネット上の愛称)を書き込んだ。ハッキングは3月下旬以降に集中しており、「イラク戦争に反対したかったが、途中でハッキングに夢中になった」と話しているという。
- 公園トイレ壁に「戦争反対」で起訴 初公判で「不当だ」
- http://www.asahi.com/national/update/0617/008.html
- イラク戦争に反対する男性(24)が公園のトイレの壁に「戦争反対」と落書きしたところ、通りかかった警察官に現行犯逮捕され、建造物損壊の罪で起訴されていたことがわかった。16日、東京地裁での初公判で男性側は落書きの事実は認めたが、「軽犯罪法違反に過ぎず、重罰の建造物損壊(懲役5年以下)に問うのは不当だ」と無罪を主張した。
ただこの二審のニュース、もうリンク先なくなってて、「支援者騒ぎ混乱」て何があったのか、よくわかんないんですよね。
だもんで、はてなでこの事件を取り上げたところがないかなと検索してみたわけです。
http://d.hatena.ne.jp/http?//headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000997-jij-soci
id:not0418:20040905 id:nekomurasaki:20040905 id:using_pleasure:20040904 id:sanitarium-hito:20040903
で、よければどういう「騒ぎ」があったのか、お教えいただきたい次第。 m(_ _)m
日記書きとしての個人的見解
詳細は前述「正義もどき」テクストのやり取りを参照しただきたいとして。*1
まず有罪無罪云々については、弁護側の主張としては「本件は軽犯罪に当たるものであり、建造物損壊罪としての立件は不当、だから、建造物損壊罪として立件されている以上は無罪というしかない(軽犯罪に相当する、というなら納得する)」ということのようです。
まあ裁判の主張としては別にこれでいいですけど、通るとは思わない、というか実際通ってないですね。
つーのも、軽犯罪法違反か建造物損壊かなんてのは、厳密な区別ラインがあるわけもなく、実際は裁判官のさじ加減ひとつなんですよ。 で、ボム(スプレー落書き)は、法を厳密に適用すると「軽犯罪法違反を超えて建造物損壊」なんですね。 ただ実際問題として多くのボムは軽犯罪法違反扱いになっている。 これはどういうことかというと、「すいませんもうしません」という表明(念書とかね)をするから、「そうか、もうしないのだね」ということで「お目こぼし」があるから結果として「軽犯罪法違反」ということだと思うんですよ。
「お目こぼししろゴルァ!」つーのは、お目こぼししてもらう側の立場としては明らかに間違いだとおもうのです。
*1:リンク先のテクストでのやり取りについては、まあ裁判もこれからだしそっちに任せときゃ事足りるだろ、つーかここでやるのやだな、というのがあって、割と言いたいこと(ツッコミ)も言わないでいます。 ま、「再反論来ても返り討ちにすっぞ」な空気にじんでますけどね、今読み返すと(笑)
グラフィティ・フリークとしての個人的見解
まずお断り。 私はいわゆるボム的グラフィティはやったことありません。 「どうせ後で塗るからいいよ」というところか、さもなければ大ベニヤにジェッソ塗ってカンバスにしてやってました。 つっても習作にも満たない、真似事で、本当にストリートな人からは怒られそうなレベルですけど(汗)
いわゆる街角のグラフィティと、今回の落書きを同一視するというのは、正直、「ふざけるな」ですね。 「ライターの多くにとっては「捕まる」「パクられる」なんて事態はおよそクールじゃないことになるのだろう。」という見解はかなり正しくて、グラフィティというのは「書いて、逃げる」までがワンセット。 逃げそびれたグラフィティの残骸なんてそれはグラフィティではない、ただの染み。 掘ってる現場を見られた落とし穴みたいなもん。
見つからないようにグラフィティを打つ。 警察に見つかりゃ、スラム暮らしの黒人で貧乏で学もないオレにやつらは容赦しない、指やアバラの1・2本、ヤられるかもしれない。 OK、つかまらないように逃げ切ってやるぜ、そして掃き溜めの中からお前らのアタフタした姿をあざ笑ってやる。
打つときだけじゃない、スプレー調達から逃げるところまでがグラフ。 え、調達がどうした、だって? スプレー買う金なんて無いんだから、盗むしかないじゃないか。 大変なんだぜ、グラフに十分な数のスプレーを抱えて逃げるのは。
もともとヒップホップというのはブロンクスとかの貧困層の「社会への反発・反逆・挑発」。 要するにボムってのは反社会の美学、ヒールの美学。 正義正義と言う分には構わないが、つかまれば有罪だと意識してやるんだから、無罪を主張するってのはちゃんちゃらおかしい。
あまつさえ、弁護士をたてて、何十ドルもする薬品を使って、洗浄するのは簡単だと言い張る?
「くそブルジョア野郎め。 お前らに、万引き防止タグをつけたままのジャケットを着るCOOLさなんて一生わからないだろうさ。」
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